2014年1月4日、ラジアントホール。
新年初戦のメインで井上京子&くるみを破ってインターナショナルリボンタッグ
王座4度目の防衛に成功したのは、藤本つかさ&志田光のマッスルビーナス。
試合後、志田光が口にしたのは衝撃の発表でした。
アイスリボン退団。
最後の試合となるのは、3月の後楽園大会。
藤本つかさ vs 志田光は、どの試合よりも早く決定したカードでした。
試合後、藤本つかさが言う。「いつか、いつかきっとこのリングで再会して、また新しい思い出作っていこうよ」
志田光が返す。「またいつかきっと、会いましょう」
「いつかきっと」
それはマッスルビーナスがリリースした曲のタイトル名。
この言葉がこんなに重い状況で使われる日が来るなんて、当時は思いもしなかった。
そしてまだ、「いつか」は来ていません。
それでも「きっと」、その日は来ると信じて。