ドロップキッカーズ誕生の源流はこのやり取りにあります。
19時女子プロレス、おそらく2010年9月辺りの大会の試合後。
藤本つかさ:
今日大好きな豊田さんがいらっしゃると聞いて、朝からわくわくドキドキしていました。
それが道場に来てみたら、週プロさんのつくしとの取材という話で、ショックでした。
豊田さんはなんでつくしばっかり誉めるんですか?自分も週プロさんに「飛翔天女タッグ」
とか「飛翔天女2世」とか書かれて、試合の後にも小声で「今日のドロップキック良かっ
たよ」、って、小声で、誉めてくれたりしたのに...なんでつくしなんですか?
つくし:
3人で組みましょう。ドロップキッカーズで。
藤本つかさ:
ドロップキッカーズ?ハア?なにそれ?
そう、そもそもの始まりは、藤本つかさのジェラシーであったのだ!
その後、リング上でコーナーに据え付けられた風船を割るというドロップキック対決が行われます。
藤本つかさも、つくしも、見事なフォームのドロップキックでスパンと風船を割りました。
生放送での一発勝負だっただけに、その技術と精神力にいたく感心したものです。
前編はここまで。後編ではいよいよ誕生します。