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我闘姑娘シーズン2 「プロレス少女たちの野望Vol.2」
第1話 ロコモーションは突然に


シーズン2・第2戦は新木場。
伝説と言ってもいい神がかり興行となった、あの旗揚げ戦以来だ。
さくらえみに見舞った市井舞のハイキック。あれは本当に「決まった!」
というフィニッシュ感に満ちた一撃だった。
計算し尽してもああは行かないという、ラストシーン。
あの日もう一つの伝説となったのは、例のアレである(^_^;
興行のあらゆるミスをたった一日で見れたという、ある意味物凄く貴重な
経験をさせてもらった。さて、1年余を経た同じ地で、どれだけの進歩を
見せてくれるのだろう?
・・・欲を言えば、映像を使って欲しかったなあ。
池須さん、そっち方面はプロなんだし。強みは生かして欲しいよね。



尚、私事ですが、遅刻しました( ̄口 ̄;)
遅れを取り戻そうとして東京駅から京葉線ホームに向かったのが命取り。
遠すぎですぅo(T□T)o
充分に知っていたのですがね、実に久しぶりだったので・・・
本数も予想以上に少なく、電車内ではイライラしっ放し。
ようやく会場に飛び込んだのは、入場式で全員が整列し終えた頃だった。
この状況でひな壇を上るわけにはいかず、とりあえず入り口側で立って
見ることに。
挨拶はアイアンマン王者、あいか。
小学校卒業報告を兼ねた挨拶に、場内から暖かな笑い声が起きる。




さて、今回の興行のコンセプトは「我闘姑娘最強決定戦」。
まずはバトルロイヤルでふるい落とすというのはいいアイデアだ。
サブタイトルに「判断力」 とあるように、様々な判断を迫られるからくりに
なっているのが面白い。
脱落するのは5人。
逃げ回って残るのも可能だが、2nd Stageで対戦相手を指名できるのは、
勝ち抜け順だ。まずは残る事を第1と考えるか、それとも先を見越して勝ち
に行くのか。

入場は時間差、デビュー順。
入場式の後リングに残ったさくらと零から試合開始。



ほどなくして、次の選手が入場。
市井だ。

リングインするやいなや、さくらと零に襲い掛かられる市井。
場内がここでワッと沸く。

その沸き方は、
「なるほど、やっぱり市井さんって嫌われてるんだなぁ」
という事実を再確認したかのような、納得感溢れる沸き方であった。





高橋がリングインしても、「市井vs他全員」
という図式は崩れない。
ま、そうでしょうな(^∧^)

「自業自得」  「身から出たサビ」

これらの言葉を説明するのに、最も相応しいテキストになっている
気がしますよ、今日の市井さんは。






続いて入場して来たのは春日。
予告していた通り、
「コスプレしてきて脱ぐ間に時間をかせぐ作戦」を敢行する。
そういえばNEOの55人バトルで、千春がバトン振り回して踊っている
うちに次の選手入場のカウントダウンが始まって大慌てでリングイン、
という場面があった。
ハルヒもそうせならもっとゆっくりやって次の選手に後ろから急襲される、
という名場面を作って欲しかったです(^_^;






続いて希月入場。
ボディスラムの連発は凄かった!
まずはハルヒを投げる。
続いてその上に市井。
その上に零。
そのまた上にさくら。
累々と気づかれる人間の山。

そして高橋と合わせて、「青春〜真っ盛り!」ポーズ。
すっかり場を持っていった両者、お見事でした。




夏樹、そしてきっずの3人が入ってくる頃になると、もう一体どこを
見ればいいのか状態で困る困る。
写真を撮っている身としては尚更だ。

ロープを掴んだ夏樹のバックを取った零。
を掴んだあいか。
を掴んだひなた。
を掴んだ

・・・ここまでか(^_^;




石井と希月がやり合う。
前回の興行で敗れた希月はぜひとも借りを返したいところ。
石井の足を取り、仰向けに倒した希月を受けて、今度は高橋が
石井を攻める。繰り出した技はなんと、サソリ固めだ!
その体勢を解かないまま、希月も足を差し入れる。
おわ、ダブルで掛けるサソリなんて初めて見るな。
そして再度の「青春〜真っ盛り!」
考えてみれば「平成組」(仮称)が見せた、初めての連係、初めての
アピール。
いいなあ。
本格的にタッグ組めば、実に魅力的なチームになれそうだ。



「強者から狙われる」
バトルロイヤルの鉄則に則り、狙われたのは夏樹。
倒れたことろに、次々と他の選手が踏み過ぎてゆく。
おお、何か新しい表現だな、踏みすぎてゆく。
大勢に囲まれて足蹴の目に遭うさくら。これもまた鉄則に則った攻め。
と、いつの間にかさくらと春日が入れ替わった。
これもまた、・・・
いや。
なんつーか。以下略(^_^;
高橋のアシスト突きのひかりのキック、あいかのミサイルキック、
ひなたのブレンバスターホールドと次々に攻め立てられるも、クリアする春日。



デビュー戦以来、2試合目となる早乙女。
もちろん初の対戦となるさくらに、強烈なバックブリーカーを浴びる。
今までに経験したことのない類の痛みなのだろうなあ。

いまだに時々腰が痛くなるワタシにとっても、絶対に受けたくない技です。
ちなみに今も、腰にホッカイロ貼った状態でこれを書いています。
そうだ、カイロ予約しなきゃ・・・

「ハルヒ勝てるぞ!」

突然の悪魔の囁き。一瞬、エッという表情を見せた春日だったが・・・



一瞬、エッという表情を見せた割には妙に踏ん切りよくストンピングを
見舞っていく春日。相手はもちろん、早乙女だ!
春日の「勝ちたい!」という思いに乗じて舞組の切り崩しにかかるさくらさん。
策士ですな。
しかし、これで春日の初勝利の確率がぐっと高まったのも事実。
逆さ押さえ込み!
しかし、返す早乙女。
どころか、逆にスクールボーイで切り替えしていく。春日クリア。
しかーし!
そのまま体勢崩さず密着させたまま、再度スクールボーイに行く早乙女。




ロコモーション式スクールボーイ( ̄口 ̄;)

いつの間にこんなバリエーションを!
スクールボーイでこんな連続式は初めて見た。
スムーズな動きにも感心。

1!
2!!
3!!!





早乙女、初フォール!
バトルロイヤルだから「初勝利」とは呼べないのかもしれないが、
とにかく「自分が押さえ込んだのを相手がカウント3の間に返せなかった」
シーンを現実のものにしたのは確かだ。


デビュー以来「自分が押さえ込んだのを相手がカウント3の間に返せなかった
事が一度も無い」春日は、まさかの事態が信じられないよう。
「うそ?うそでしょ?」
最初こそそんな表情を浮かべていたものの、遂には・・・








思考を止めてしまいました(^_^;








それにしても早乙女、いい表情するねえ。
「やられている時よりも、攻めている時の方の表情がいい」
というさくらの指摘通りの選手だと思うな。
「こういう選手はやられてナンボというところがありますけど」
須山さんが言っていたように、アイドルである早乙女ほどこのタイプに
相応しい選手はおいそれとはいまい。
なのに、である。
これってかなり凄い事だと思うな。

春日の敗退をもって脱落者が5人となり、試合終了。
2nd Stageの対戦相手ドラフトが始まる。



「んーじゃあ、みくんこ!」
場内からええええぇぇぇという声。
よりによって夏樹が自分を指名してくるとは夢にも思わなかったに
違いない。
先ほどの闘いの顔から一転、体を硬直させて、怯えの表情。


うーん。

みくんこも・・・
                                     いいなあ・・・




      【1st Stage】
        「判断力」
        全選手参加時間差バトルロイヤル

      (入場順)
        さくらえみ&零〜市井舞〜高橋李佳〜春日萌花〜希月あおい〜夏樹☆ヘッド〜
        あいか&ひなた&きのこ〜石井美紀〜早乙女未来〜ひかり

        ○あいか(ジャックナイフ固め)きのこ×
          ※あいかがアイアンマン王座5度目の防衛
        ○零(場外落下)ひなた×
        ○夏樹(場外落下)ひかり×
        ○石井(変形ヒザ十字固め)希月あおい×
        ○早乙女(25分31秒、スクールボーイ)春日×

        ※勝者5人と残りのさくら、市井、高橋が2nd Stageへ進出



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