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我闘姑娘シーズン2 「プロレス少女たちの野望Vol.2」
第3話 笑顔の理由


2nd Stage Bブロック1回戦、第1試合。
裏切った春日を見事返り討ちにして切符を手にした早乙女と、今や女子
プロレス界若手きっての売れっ子といっても過言ではない、夏樹の対戦。

先に入場したのは早乙女。さすがに緊張は隠せない。









まずはエルボー合戦。
分が悪いのは当然だ。
それでも懸命に前へ出て夏樹を攻めていく早乙女。


倒れたところへのヘッドパッドは返したものの、捕まえられてぶんぶんと
振り回される。ちょうどジャイアントスイングの裏返しバージョンといった
体勢だ。

お返しはコーナーに詰めてのストンピング。
そして両の足を取る。



しかし、力の差はこういった何気ない場面にも如実に現れてしまう。
脚力だけで早乙女の体勢を難なく崩した夏樹。












しかし、ここからが早乙女の真骨頂とも言える。
一度失敗しても必ずもう一度チェレンジするという気概はデビュー戦で
披露ずみ。
今日も再度逆エビに挑んでいく。
引っくり返す前には夏樹の頭に蹴り。

凄( ̄口 ̄;)







逆エビ完成。

本当に攻めている時の表情、いいなあ。











だが、当然きつい返礼が来る。

逆に捕らえられた早乙女。











苦しみの表情を浮かべながらも、少しずつロープへ・・・


リング下では春日がボトムロープを押して早乙女をアシストしている。
さすが若頭だ。


            ・・・・・一度は裏切ったとはいえ(^_^;

ようやく脱出した早乙女は、ダイビングヘッドをかわして弓矢固めへ。




しかし、決定的なダメージは与えることはできないのは、相手が夏樹
であれば当然の事だ。
ランニングヘッドパッド。
続いて放たれた、息吹☆ヘッド。

カウント3。








試合後のヒトコマ。
何と言う自然な笑顔なのだろう・・・

生ゴンギャル時代は”自然”とは真逆のベクトルで語られる事が
少なからずあった早乙女。
正直、あの頃は自分も同じように感じていたものだ。

早乙女未来の”変貌”は早乙女自身の成長を表すものなのか、
プロレスという不思議なジャンルの不思議な魔力によるものなのか。

答は多分、”両方”なのだろうな。



            【2nd Stage】
              「実力」
              ブロック別シングルトーナメント

              ・Bブロック1回戦
                ○夏樹☆ヘッド(6分17秒、息吹☆ヘッド)早乙女未来×



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