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   第1試合、聖菜vsきのこ。
 
 聖菜のデビュー戦同様、非常にオーソドックスな試合となった。
 腕を取って固めたり、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   ボディーシザースで極め返したり。
 
 
 
 何度も書いていくかと思うけれど、こういう戦いは好みだ。
 女子プロ=ハイスパートという図式が主流になって、というかそれしか
 ないような現況だが、選手の息遣いが感じられるような、”間”を満喫
 できるような、そんな試合を組み立てられる選手もいてほしい。
 
 そしてこの二人は貴重な候補者だと思う。
 
 
 
 
   そしてフロントネックロック。
 
 我闘姑娘の不思議な点は、レスラーによって戦いの色ががらりと異なったり
 するところだ。
 そしてそれは、さくらが個々の特性を考えながらプロデュースしていくのか、
 幾分かは選手本人の志向が生かされているものなのか、
 はたまた選手が自らの考えで決めていくものなのか。
 
 試合はハーフハッチで投げ固めたきのこが先輩の貫禄を示した。
 ハーフハッチってのもシブいな・・・まるで凱旋帰国時の前田日明みたいだ。
 スパークリングフラッシュ!古Σ( ̄口 ̄;)
 
 
 
   第2試合は、前回あいかから初のフォールを奪ったひなたがアピールして
 実現した試合。
 ひなたがシングルで勝利を収めるようであれば、一気に立場が逆転する
 ことも可能なだけに注目だ。
 
 
 ところが、試合は思わぬ戦況となることで強い印象を残すことになった。
 
 
 
 
 
 
 
   ひたすら首投げを掛け合う両者。
 それ以外の技は一切出なくなっている。
 
 
 「ああしたい、こうしたい」
 試合の前に考えていたであろう、いろんなこと。
 でも・・・
 試合の終盤、二人の頭の中は真っ白になっていたのではないだろうか。
 最後を決めたのは、あいかのボディスラム。
 
 
 
 
 
   正直、拍子抜けというのはあった。
 だが、それ以上にホッとした気分があった。
 今まで小学生や中学生という年齢に似合わないような試合を見てきて
 いただけに。
 
 プロレスって難しいな。
 でも、だからこそ面白いんだよね。
 
 と、リングで戦ったのは浅草ファイト倶楽部での座り相撲だけという
 キャリアのワタクシが語っております(^_^;
 しかもいまだにときどき足首痛むし(^_^;
 
 
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