第4試合は”師弟”対決。

ひかりはカーボーイハットをかぶっての入場。
市井さんにもらったんだろうなあ。



シャー！(≧∇≦)/

ひかりよりも深々と頭を下げて握手した市井の姿が印象的だ。

両者コーナーに分かれる。


ロープを掴み、虚空を見上げたひかり。
その様は、吐息で気持ちを静めようとしているかのように思えた。
さすがに緊張しているようだ。
無理もない。
念願の戦い。
そして、2度目が来るかどうかの保証もない戦いなのだ。

試合はひかりの手四つ要求からスタート。
エルボーの打ち合いから市井がヘッドロック、
ひかりをコーナーに詰めてぐりぐりと足蹴に。

最初のカバーを取られたひかりだったが、
ドロップキックですぐに反撃へ。

ほどなく、市井はスリーパー。


うーん。
攻勢のときの市井さんは、実に楽しそうだ（^_^；


この後、スタンドの体勢へ。
そして、ひかりの中の市井スピリットが爆発する場面を迎えることになる。

それは・・・

噛みつき(≧∇≦)/


「自分のやったことは、回りまわって自分の元に返ってくる」



巷でよく言われる戒めごとが、現実となったわけですな(☆o☆)

戦前に心配していたのは、
「勝つの大好き市井さん」が、ただそれのためだけの
試合をしてしまうのではないかということ。

例えば水沼美加とシングルを行った日のガコクコムには、
「今日はチョー楽勝っすo(^o^)o」
などと書かれていた。
で、

楽勝という結果以外には、何も残らない試合となった（^_^；

でも、今日はそうではなかった。
きちんとしたメリハリのある攻防だった。


はりきりキック、各種の回転エビ、逆さ押さえ込み・・・
果敢に挑んだひかりの頑張りが大きかったのも、言うまでもない。


思えば、早乙女未来のデビュー戦もあれだけいい試合になったしね。
市井舞は、やれば出来る子なんです！

フィニッシュは、ボディスラムからのボディプレス。



ひかりへの、大きなプレゼント。

試合後、両手で握手をかわす。
そして市井が取り出したのは、
「ICHII MAI」
と背中にプリントされている、我闘姑娘の選手用シャツだった。




頭から被せてあげた後、固く抱きしめる。

頭を撫で、
もう一度深々と頭を下げて握手をして、
シャー！(≧∇≦)/のポーズを見せて。


ひかりにとって今日は、かけがえのない財産になったと思う。
別れはつらい。
けれども、また会う日の喜びだってある。

2度目の対戦あるかどうかは、ひかりの”これから”で決まる。
掴み取ろうよ！