MIOに憧れてレフェリー募集に応募、2017年6月24日の道場マッチにてデビュー
する。レフェリー業の傍らWeb放送「週間アイスリボン」では佐藤社長からの
指導を受けたのち、カメラ担当を引き継いだ。
”異変”が起きたのは、2018年大晦日のRIBBONMANIA。
趙雲子龍 vs 松本都 vs 松屋うののトライアングルリボン選手権を捌いたバニー
が松本都にダイビングボディーアタックを放つとサブレフェリーのフランク篤
が3カウントを叩き、まさかのベルト奪取、あまりの意外な結末に場内は騒然
となった。試合後にベルトを巻いたバニーはマイクを取り、レスラー転向を
宣言。練習生となったのち、2019年5月1日にデビューを果たす。藤本つかさと
雪妃真矢とを相手とした防衛戦は、年号が令和に代って初めての試合でも
あった。経験豊富な二人を相手に奮闘するも、最後は雪妃のサソリ固めにギブ
アップする。ちなみにデビュー前にベルトを戴冠したのはアイアンマン王者と
なった長野レミ(=のちの長野ドラミ)以来2人目の快挙だ。
2019年11月、176BOX大会にて松屋うのをフォールし正式デビュー以来初の自
力勝利を挙げると、同月のラジアントホール大会にてトライアングルリボン
王座に挑戦。2020年7月の後楽園大会ではチェリーの持つWUW王座に挑んだ
が、いずれもベルト奪取はならなかった。
2021年1月、P'sPartyでチェリーとの対戦後にすがりつき、一緒に練習してほ
しいと涙ながらに懇願。チェリーはこれを了承し、師弟で”ビッシビシ”練習
することになった。
同月、P'sPartyでシングルマッチのリーグ戦「P's League2021」がスタート。
Bブロックにエントリーされたバニーは2敗2分けの成績であった。
同年8月、P'sPartyで今度は「海外遠征権利争奪トーナメント」が開催される。
バニーはYappyを降して決勝戦に進むも石川奈青に敗れ、海外遠征は実現でき
なかった。
2022年5月21日、次週のラジアントホール大会をもってプロレスを休業するこ
とを発表。5月28日、試合を熱望していたSAKIと昼の部で組み、夜の部では
対決して翌日より休業に入る。本業とプロレスの兼業が困難になってきている
状況にあり、生活の体制を整えるための休業とのことであった。
2023年3月25日、アイスリボン所属最後の試合を行った石川奈青の全員掛け
マッチの11人目としてサプライズ登場。終了後にはレフェリーも務めた。
3月31日、この日をもってアイスリボンを退団することを発表。「やりたい
プロレスを目指したい」と語ったバニーに今後も注目していきたい。
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