アイスリボンの新人デビュープロジェクトに参加。2012年11月23日、19時女子プロ
レスの帯広さやか戦にて初のエキシビションマッチを行う。エキシ7試合目となった
12月29日の世羅りさ戦で初めて1本を取り、大晦日・後楽園ホールでのデビュー
が決定する。これを機に、本名の佐藤芙美子から235に改名。
名付け親は同じく数字を名前とする、コラソンプロレスの296である。
デビュー戦は若松江莉&竹田彩乃&山口ルツコ組とのイリミネーション6人
タッグマッチ。最初に脱落したものの、チームとしては勝利した。
シングル初勝利は2013年3月、後楽園ホールでの大島くじら戦。クルック・ヘッド
シザース・アームロックでギブアップを奪った。2013年1月には新宿プロレスに参戦、
アイスリボン以外の大会で初めて試合を行った。同年10月にはお出かけプロレスに初参加。
つくしと組んで弓李&小林香萌組に勝利する。
「同期の世羅りさに負けて当たり前と思われているのが悔しい」−。
235の意識改革はここから始まった。2013年10月辺りを境として、試合数を急速
に増加させた上で「試練の235番勝負」を願い出る。さすがにこれは「2年掛かって
しまう」と却下され、「試練の7番勝負」が実施されることとなった。11月19日の紫雷
美央戦から12月21日の藤本つかさ戦まで7戦全敗だったが、番外戦を申し出た結
果組まれた世羅りさ戦にて、新技で待望の勝利を挙げる。
更には当日メインで行われたバトルロイヤルにて憑き物が取れたかのように立て
続けにフォールを奪って見せた。
勢いを大晦日の後楽園にまで持ち込んだ235は、希月あおいと組んだタッグマッチ
チにおいてオクラホマロールで内藤メアリをフォール。試合後はジャンプで喜びを爆発
させた。
2014年、最後の横浜リボンのカードとして、紫雷美央だけ2カウント負けマッチが発表
されるや、敵方となることを志願。その試合では2つ叩かれても全くおかしくないタイ
ミングまで美央を追い込んでみせた。翌月のほぼ地元である岐阜リボンでは、セミ
ファイナルに登場。試合には敗れたものの、タッグを組んだ藤本つかさに「 235、
良かった!!!!!」と賞賛された。
2015年11月から12月にかけて、235は藤田あかね・弓李と共に謎のマスクウーマン、
Pantera☆Rosaにつけ狙われることになる。感情をむき出しにして戦ったものの、一矢
も報いることはできなかった。
「ケリをつけることすら出来なかったです。でも自分の中で闘志というか、がむしゃら
にいけたんじゃないかなと思います。でもやっぱり悔しいです」
2016年、柔術に通う成果が試合の中に現れるようになる。ビクトル投げからの膝十字固め
はその典型だ。チェリーとはオンリーギブアップマッチを行うなど、試行錯誤中の235
である。
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