アイスリボン短期集中合宿を経て2010年1月4日、アイスリボン新木場大会にて初めてマットを
踏む。ファン投票で500票を超えたらデビューという条件にて1月16日よりエキシビションマッチ
を開始。
4月17日の板橋大会にて500票超えを果たし、5月3日、アイスリボン後楽園ホール大会でデビュー。
アイスリボン所属選手として、初の後楽園ホールデビューとなった。
そのデビュー戦ではみなみ飛香を相手にジャーマンスープレックスを披露。プロレスの芸術品と言
われる技の隠し玉には誰もが驚きの声を上げた。
2011年2月6日、名古屋リボンにてつくしと対戦、ハルカゼを切り返してフォールし、初勝利を
あげる。同年9月、19時女子プロレスにて開催された「第4代IW19王座決定トーナメント」に
エントリー。長野ドラミを破って1回戦を突破すると、決勝戦でつくしをジャーマンで降して王者
となった。この試合はグラウンドレスリングに始まり一進一退の攻防から衝撃のフィニッシュに至
るまで手に汗握る熱戦となり、アイスリボン年末最終興行恒例の各賞発表において、さくらえみ
より2011年のベストバウト賞を贈られた。
10月にはラ・マヒストラルの使用を巡ってさくらえみと争いとなり、ワンカウントフォールマッチ
で決着を着けることに。くるみはこれに勝利し、さくらよりマヒストラル秘伝の書を受け取った。
以降、くるみは数々の相手をこの技で仕留めるようになり、すっかりラマヒ第一人者となっている。
2012年、1月より開始された「第1回19o'clocl girl'sトーナメント」に、8名のうちの1人として参
加。帯広さやか、藤本つかさ、長野ドラミを連破して優勝する。
同年3月の後楽園大会では豊田真奈美と組み、ドロップキッカーズの持つインターナショナルリボン
タッグに挑戦。惜しくも戴冠は果たせなかったが、3日後に行われたIW19選手権でつくしをラ・マ
ヒストラルでフォールし、第6代王者となった。
4月、中学校に進学。ベルトを持参して入学式に臨む。
5月の後楽園大会ではリボン高梨と組み「ゴー!ゴー!ゴールデンミックスドタッグトーナメント」
に出場。3試合を勝ち抜いて優勝を飾った。
8月の新木場大会ではつくしとのタッグチーム「つくるみ」で松本都&新田猫子組に挑戦。
つくしが松本をフォールし、第27代王者に輝いた。
2013年3月31日、つくしの持つICE×60王座に挑戦。後楽園史上初の、中学生どうしによる
メインイベントであった。
同年9月、横浜リボンの全試合終了後にICE×∞王者の藤本つかさを急襲し、次回の挑戦者に決定
する。10月の板橋大会で行われた選手権はツカドーラで敗れたものの、何度も王者を追い込んで
見せた。「あなたはアイスリボンの誇りです。」−。試合後、藤本がくるみに贈った賛辞である。
2014年3月、後楽園大会においてマッスルビーナスが返上したリボンタッグの王座決定戦に
つくしと組んで臨むも、.STAPに敗れる。
同年8月のせらリボンにおいても星ハム子とのもっちりタッグで.STAPと再度激突したが、またも
ベルト奪取はならなかった。
タイトル戦線では結果が出なかったものの、くるみの存在感は急激に増していく。特にTeens後楽
園大会においてのファイトは何度も場内にどよめきを巻き起こし、最後もダイビングボディープレ
スで優華からフォールを奪った。
2015年、ICE×∞時期挑戦者決定戦を勝ち上がったくるみは3月の後楽園大会にて絶対王者・藤本
つかさに挑戦。ナッツドライバー・ダイビングボディープレス・ナッツクラッカーという怒涛の
攻めで勝利し、第19代王者に輝いた。
大阪リボンでつくし相手に初防衛。リングネームを「柊くるみ」に改めた5月4日の横浜リボンで
下野佐和子を降してV2としたものの、6月の後楽園大会で希月あおいに敗れる。
7月の横浜リボンの試合中に右膝の前十字靱帯を断裂。欠場は長期期間に及んだが、2016年5月の
横浜文化体育館大会にて復帰を果たす。同年9月、横浜リボンにおいてつくしと組みリボンタッグ
王座に挑戦。ベストフレンズを撃破し、第38代王者となった。
しかし一月も経たないうち、初防衛戦にてアビッドリバルに敗れてベルトを失ってしまう。純然
たる他団体のタッグチームへのベルトの流出はDASH・チサコ&仙台幸子組以来5年ぶりの事態で
あったが、翌年3月の後楽園大会にて奪還を果たした。
2017年8月、KFC大会で負傷し戦線を離脱する。10月、同じKFCにて復帰。欠場前と何ら変わら
ない圧倒的なパワーファイトに、会場は何度も大きなどよめきに包まれた。
同年の大晦日、世羅りさのV8を阻止してICEx∞王座を奪取。2年9か月ぶり、2度目のシングル
王座戴冠であった。
通常の試合だけでなくハードコアマッチもお手のもので、どんなスタイルにも対応できる。
宮城もち&藤田あかねと組んだ「フランクシスターズ」は試合はもちろんのこと、横浜や上野での
プロデュース興行も行っている。
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