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成宮真希 (なるみや・まき) |
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生月日 | 1985年4月7日 | ||||
出身地 | 熊本県熊本市 | ||||
身長・体重 | 163cm 58kg | ||||
キャッチフレーズ | 肥後の舞姫 | ||||
デビュー | 2011年3月19日 イサミレッスルアリーナ 宮城もち戦 | ||||
得意技 | ユルネバ、どぎゃん返し、そぎゃん返し、アルゼンチンバックブリーカー、 カンパーナ |
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タイトル歴 | 第22代&33代インターナショナルリボンタッグ、 第5代CMLL-REINAインターナショナルジュニア |
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2010年8月20日、大阪プロレス後楽園大会にてプロレス初観戦。「成宮は絶対にハマる」と 観戦を勧めた友人の言葉通り、ものの見事にハマる。 2011年2月、アイスリボンのプロレス教室に参加。2回目にはさくらえみから「プロを目指さな いか」との勧誘を受け、仕事を辞めて練習に打ち込んだ。 同年3月19日には宮城もちを相手に、早くもデビュー。エキシビションを経ないデビューはアイ スリボンにおいては異例である。その2日後にはアイスリボン後楽園大会に出場。同会場で プロレスに出会ってから僅か7ヶ月後であった。4月20日、松本都戦にて初勝利を挙げる。 12月28日、志田光と組んでさくらえみ&つくし組が保持するインターナショナルリボンタッグに 挑戦。志田がさくらをスリーカウントでフォールし、第22代王者となった。 各団体の視察を行っていたブル中野の目に留まり、2012年1月のブル中野引退興行に出場。 逆エビを掛けている成宮の背中を見て即決した「一目惚れ」であったという。 2012年6月、北沢大会にて志田光が保持するICE×60王座に初挑戦。 同月、アイスリボン道場でのLeonとのシングルマッチを機に、Leonが主催する「獅子の穴」 への参加が決定する。 7月、JRIBBONで開催された「夏女決定トーナメント」に中森華子と組んで参加し、優勝を果た す。準決勝でラビット美兎をフォールしたことから、ジュニア2冠への挑戦が決定。前哨戦でも 優位に立っていたものの、タイトル奪取はならなかった。 同年12月8日に志田光・つくしとの次期挑戦者決定巴戦を制し、大晦日にICE×60王者・紫雷 美央と激突。初の後楽園メインイベントという大一番に勝利し、アイスリボンにベルトを取り戻し た(第16代王者となる。当時の紫雷美央はフリー)。 ところが年が明けて2013年元旦、成宮は体を動かすことができない事態を迎えてしまう。 1月5日の横浜リボンは「これが最後になるだろう」と思いながらの強行出場だったという。 精密検査の結果は、ヘルニアと筋硬直。これを受けて成宮は実家に帰るという決断を下す。 一度はリングに立つ事を諦めて東京での就職を決めたものの、プロレスへの思いを完全に 断ち切ることはできなかった。会社側からの理解を得て、兼業レスラーとしてやっていくことを 決意し、熊本を後にする。 復帰を宣言したのは、7月の新宿FACE大会。ずっとその一言を待ち続けていた観客から贈ら れたのは、大きな歓声と成宮コールであった。 8月25日、後楽園大会にてNキューブの盟友である新田猫子を相手に復帰を果たす。 「来年こそ、今年やりたかった一年を、このアイスリボンで実現したいと思います」。 成宮は1年前と同じように、大晦日の後楽園、メインイベントのリングに立った。怪我の最大の 原因であったダイビングギロチンドロップを繰り出すも、勝利には至らなかった。 「選手生命を賭けてまで使う必要はないよ」。 藤本つかさの言葉に涙した成宮は、この日をもってギロチンを封印することとなった。 2014年は成宮にとって大きな区切りの年となった。まずは世羅りさと組んでの「.STAP」の結成。 3月の後楽園大会においてつくし&くるみ組を降し、リボンタッグ第33代王者となった。11月 までに7度の防衛に成功し、史上最多更新を伺う位置にまで辿り着いている。 第2に同期である内藤メアリ・新田猫子と組んだNキューブの終焉。5月10日の解散興行を もって活動にピリオドを打つこととなった。3つ目は再びプロレス専業に戻ったこと。制約から 解き放たれたせいもあるのか、以後の成宮は目まぐるしく髪の毛の色や髪型が変わった。 第4は念願のメキシコ遠征が実現したこと。初試合は10月14日。いきなりアレナ・メヒコのリン グに上がり、タッグマッチに勝利した。シングルでは8月にCMLL-REINAインターナショナルジュ ニア王者となったものの、意外にも2014年、ICE×∞への挑戦はなかった。それだけ、.STAP としての活動に重きを置いたという事なのだろう。 特技は日本舞踊。かつて海外公演を行ったほど熱中し、2012年には地元で公演を行った。 歌舞伎を見るために上京を志し、お茶の水女子大に入学。一流企業への就職を目指している 自分に疑問を抱くようになり、退学してしまう。成宮真希はずっと”決断の人”であるのだ。 酒が好き。めちゃくちゃ好き。 |