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帯広さやか (おびひろ・さやか) |
生年月日 | 1986年9月2日 |
身長・体重 | 159cm 60kg |
出身地 | 北海道札幌市 |
デビュー | 2010年4月29日 イサミレッスルアリーナ しもうま和美戦 |
得意技 | 帯広マジック、バース、ハーフハッチスープレックス
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紙テープの色 | 青 |
タイトル歴 | 第24代&第30代インターナショナルリボンタッグ、第5代REINA世界タッグ
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2009年12月に北海道よりアイスリボンに入団。「生きているのが奇跡」と言われるほどのド
ジっ子であったことが災いしたのか、エキシビションも組まれる事はなく、その姿は道場の
売店でしか確認できないという日々が続く。
デビューは2010年4月29日。入団から要した期間・5ヶ月は、アイスリボンに限れば異例と
いっていい長さであった。
非常に共感力の高いキャラクターを持つゆえか、デビュー戦には選手入場のレッドカーペット
にまで観客が溢れるという、蕨道場始まって以来の現象を巻き起こした。
誰もが驚いたのが、デビュー1ヶ月後のアイスリボン退団と19時女子プロレスの代表就任。
世界初のUSTREAM専門団体はプロレス外の様々な媒体でも報道され、知名度が一気に
アップしていった。自力初勝利は9月11日。さくらえみのラ・マヒストラルを切り返してフォール
という、これより上はないと言っていい初勝利であった。
JWP・米山香織の「米山革命」に共鳴し行動を起こし、JWP無差別級王座にも挑戦。デビュー
半年足らずでの同王座挑戦は、ぶっちぎりの史上最短記録だ。
同年10月、初の札幌大会にて凱旋。星ハム子との道産子タッグでインターナショナルリボン
タッグに挑戦するも敗退する。
翌2011年2月、脱臼癖のついていた右肩手術のため、長期欠場に入る。約半年の療養期間
を経て、8月の「不思議の国のアイス2011」にて復帰した。
同月、19時女子プロレスがアイスリボンに合併されることが発表される。これにより、19時女
子代表であった帯広もアイスリボン所属へ戻ることとなった。
2012年5月、「GOLDEN RIBBON 2012」において希月あおいと組んだ「ハッピーメーカーズ」
で藤本つかさ&つくしのドロップキッカーズを撃破、第24代インターナショナルリボンタッグ
王座を獲得。これがベルト初戴冠であった。
地元である北海道を本拠地としている北都プロレスとは縁が深く、2010年8月に初参戦。
2011年10月にも参戦し、2012年には6月から4ヶ月に渡って北海道の各所を巡業した。
11月30日、19時女子プロレス・142」にて年内でのアイスリボン退団を発表。12月19日には
木村響子と組んで第30代リボンタッグ王者に。12月28日、最後となる19時女子プロレスで
初のIW19王座に挑むも、星ハム子の壁は崩せなかった。
帯広マジックやバースといった得意技は帯広さやかでしか生み出せない、奇天烈であるの
によく見ると合理的でもある、摩訶不思議な技。また、帯広独特のロープワークは、丸藤正
道以来の革命であったと言えよう。
後楽園大会では前述したリボンタッグ戦、そして2010年12月のしもうま和美引退試合と二度
に渡ってメインイベントで自力フォールを奪っている。キャリアや戦績から比して突出したこの
大舞台での実績・・・「持ってる」感がハンパないレスラー、それが帯広さやかだ。
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