2017年、地下プロレスにてデビュー。
2019年、日本で女子プロレスを学びたいとアイスリボンに留学する。
通常のプロレス試合のデビュー戦となったのは7月27日、藤本つかさ生誕祭に
おける6人タッグ風船デスマッチであった。
6週間の滞在中、道場マッチはもとより大阪・新潟の地方大会、上野での連戦、
後楽園、京王閣でのイベントプロレスと、多種多様な経験を積む。
意外な面を見せたのが上野名物・スプラッシュリボンでの一コマ。ピンクの
法被を着て正座したテクラは「テクラちゃんと申しますー!」と叫んだのちに
小話を披露した。
2020年2月、ワールド・アンダーグラウンド・レスリング(WUW)王者と
なって再留学を果たす。初戦でYappyからギブアップを奪い勝利。これが日本
での自力初勝利であった。
3月29日、アイスリボン初の無観客試合の試合後にアイスリボン所属になった
ことを発表。配信の画面には視聴者からの歓迎のコメントが溢れた。
7月、WUWのタイトルマッチを松屋うの相手に行い防衛。直後の防衛戦でチェ
リーに敗れベルトを失うが、8月の後楽園大会にて奪還に成功する。
翌月、オーストリアに帰国。その後コロナ禍により再来日できない状況が続く。
2021年1月、待望の再来日を果たしたテクラは春輝つくしの持つIW19王座に
狙いを定める。対戦に至るまでに王者に仕掛けた、コスチュームの無断着用に
端を発する数々の心理戦は、アイスリボン史上例を見ないほどの見事さ。
試合も2021年ベストバウトの声が早くも沸き起こったほどの熱戦であった。
試合には敗れたものの、すかさず世羅りさの持つFantaitICE王座を新たなター
ゲットに定めた。ますます、テクラから目が離せない。
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