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 10年のあゆみ・さくらえみ編 その14 
 2004年6月19日、北沢タウンホール  













 宮崎有妃vsさくらえみ。とても食指の動くカード。聞いた瞬間に観戦を決めました。 
 どちらもプロレスのうまい選手で、どちらもリング上で笑うことが許される選手。 
 市井さんも許されますが、それは次元が全く異なる話であって(^_^; 

 試合はやっぱり表側で見るものだなあというのがこの日思ったこと。 
 後楽園でいうと南側であり、この北沢でいうとひな壇側。張りつけチョップの連打 
 や、キャメルの体勢で踏ん張るさくらのこんな表情を撮れたり。 

  

 ちょっと面白かったのが、リング下でのセコンドの攻防。 
 大声でさくらに檄を飛ばす市井がうるさいと思ったのか、横槍を入れ始めた松尾。 
 それでもひるむ市井さんではありません。 
 さくらが宮崎に固められるや、リング内に飛び込みそうな勢いです。 
 ついに松尾は強行手段に出ました。市井の体を後ろから掴んだ! 

  


                     あ”〜〜〜 


  

 そのままずるずると控え室に連行されていく市井さん。 
 見事だったのは、リングに向かって伸ばした手の状態を崩さずに連れ去られた事。 
 しかも笑顔のままで。まだ市井舞という人となりをよく知らない時期だっただけに、 
 「なかなか分かってるなあ」と感心したものです(^_^; 
  
 話が思いっきりそれましたが、試合は外道クラッチで宮崎の勝利。 
 正直な話、期待が大きかっただけに、もうちょっとワクワクさせて欲しかった、 
 という感じの試合だったかなあ。 
 NEOに参戦している以上、これからも対戦のチャンスはあります。 
 次にシングルやるときには、互いのプロレス頭がガンガンと交錯するような試合 
 を見せて欲しい。二人になら、きっとできるよ。 






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