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ガトクー王者列伝    −2006年5月5日、後楽園ホール−


たくさんの紙テープが舞う中、王者としてのコールを受けたひかり。



もちろん、春日はいつでも飛び込める体勢だ。



体格差に圧倒され、ボディスラムで王座陥落。春日行くのか!?



ここで登場したのが、黒田哲広。



「お兄ちゃんがベルトを取ってプレゼントしてあげるからね」



「どうですかお客さーん!」黒田最高!



熱戦は南側観客席にまで及んだ。いつでも介入できるよう、常に最前線に立つ春日。



終始ペースを掴んでいた黒田。ラリアットで勝利し、めでたくベルトはひかりの元へ。



と思いきや、ベルトを巻いたままスタスタと帰り始める黒田。



さくらがマイクを取る。

「待ってください!ベルトをプレゼントしてあげてください。
   黒田さんは子供の夢を裏切るような人ではないですよね。
 私の尊敬する黒田さんですもんね」                                



「オレはそんな人じゃない。もともと子供は嫌いなんだよ!
 5月5日?フ(ピー)クだ。欲しけりゃ、実力で獲ってみろ!」
この非道発言には観客選手ともども一斉にブーイング。    



立ち去ろうとした黒田をつかまえたのは、植松だった。
植松「自分は・・・黒田さんが大好きです!」 黒田「ああ?」
植松「うちの父、植松吉一です」 黒田「え?何でお父さんなの?」

植松「それは・・・」


かくして、またもベルトが移動。           
しかし、そこに現れたのが甲田元社長。



魔性のスリーパーを植松父に仕掛ける。              
植松は慌ててタオルを投入、またも王座交替だ。   



またもさくらがマイク。

「ひかりちゃんにこのベルトをプレゼントしてくれますよね?
 皆さん、聞いてください。私は今年のバレンタイン、チョコレートをあげました。
 そしたら、ホワイデーに甲田さんがお返しをくれたんです。
 つまり私と甲田さんはそういう仲です。甲田さん、ひかりちゃんにベルトを渡してください」


ところが甲田はさくらを足蹴に。
「君にあげたホワイトデーのお返しはね、千春に買った余りなんだよ!
 俺がアイアンマン・チャンピオンの甲田哲也だ!」



これにはガトクー勢激怒。春日を先頭に甲田をぼこぼこに。



とどめはダイビングセントーン!さくらが王者に返り咲いた。



ここからは骨肉の争いが勃発。ひなたがドロップキックを放つ。



続いて繰り出したのは、のんのんハンター!王者交替。



そこにきのこがきのこ固め。王者交替。



「やったー!」我が子を抱き上げる石井美紀。
マットに降ろすとそのままエビ固め。リアル骨肉の争いだ。



はりきりキック一閃!ベルトがひかりの元に戻った。



らんらららん♪



輪を組んで踊りだした小学生3人と春日。



遂に春日が行った!

 後楽園ホール


  ガトクコムを配るため向かってます!!! 

  目的はそれだけじゃないけど…(+ ̄ー ̄)フフッ  

この日の10時23分に発信していた犯行予告
実行する時が来たのだ。スク〜ルボ〜イ!


返された。



この日ベルトに挑んだ者、10名。うちベルト奪取に成功した者、9名。
王者の証よりも、孤高の道を選んだのか。



「大人ってずるいねえ」
ひかりのマイクで、闘いは幕を閉じた。次なる闘いは、いつだ!?





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