Fight for marriage −2007年2月18日、NEO第4試合−
両軍和解の−というより祝福の−握手が済むと、音楽が流れてきた。
「てんとう虫のサンバ」。希月が歌う。
今でもこの歌は、スタンダードなのだろうか。
歌を聴きながら、さくらは前髪を直したりする。
歌唱終了ヽ(･ω･)ノ 黒田が希月に何やら一言。何と言ったのだろう。
続いて宮崎が歌うは、安室。これもまた、セレモニーに相応しい曲だ。と・・・
みんなが柔らかな表情でいる中、一人だけ趣を異にしている人がいる。
豊田さん・・・
主役の二人も緊張がほぐれてきたようだ。
そう思ったのも束の間、さくらが苦しみ始める。
緊張の糸が切れて、闘いの代償を思い出したのだろうか。
机が用意される。婚姻届けへの署名。
まずは新郎。次に新婦。しかし・・・
なおも痛がって、サインができないさくら。
その様を見た新郎は、引退を勧める。
これに異議を唱えたのはさくらの愛弟子、希月だった。
「私はまだまださくらさんと闘ったり組んだりしたいんです！」
お祝いムード一色だった場内の雰囲気が、今は微妙なものに変化している。
そうした状況の中で、決定的な一言が発せられた。
「けっこんはんたーい！！」
(TO BE CONTINUED･･･)