釜底記



 未来
片岡未来。 FMWでやったリングアナで初めて知った。素晴らしいコールだった。 それで「キックの星」なんかも見るようになった。以来、俺の中ではものすごい 癒し系だったのだが、最近ちと様子が変だ。生ゴンのキャスターになって以来、 えらく生ゴンギャルにキツく当たるなあと思っていたら、今日はゲストの羽柴 まゆみ相手に大爆発!ってこって、久しぶりの紙上再現。 一字一句チェックしたら時間がいくらあっても足りないので、そのへんはご理解の程。 ★オープニング 羽柴「こんばんは、羽柴まゆみです」 山本「かわい〜ぃい!」 片岡「何?ホント!」 山本「かわい〜ぃい!」 片岡「・・・・・・・・」 (スタジオ中が7秒沈黙) 山本「今日はウチのMCをやっているんですけど、中身は格闘家、中身はアイドルで    ございまして。この表情見ていただければ判ると思うんですけど、かなりブラ    ック未来が出ておりますね」 片岡「だってキャラかぶるでしょ?」 羽柴「かぶってますか?」 片岡「ホラかぶってますかとか言ちゃってホントはさー」 山本「未来さんは身長おいくつですか?」 片岡「えっと公称152ですね」 羽柴「私も152・・・」 山本「かぶっちゃったー!」 片岡「あれ?チビキャラもかぶったりしてるわけ?」 山本「ちなみにバストはおいくつでしょう?」 片岡「88?」 羽柴「負けちゃったぁ、どうしよう。84・・・」 片岡「ペチャペチャペチャ!貧乳ー?」 ★総合の試合のVTRを見ながら 山本「上京するのは最初の目的で?」 羽柴「CGデザイナーになるためです」 片岡「なればいいじゃん」 羽柴「こわーい。なりました、なりました!」 山本「ところが、ある番組をきっかけになんか誰かに筋がいいねえって    言われたんでしょ?」 羽柴「島ちゃん」 山本「島ちゃん。島田レフェリーが」 片岡「余計な事をして・・・」 羽柴「何でそんなこと言うんですかぁ」 羽柴「すごい体弱かったんで。練習してると息が出来なくなるんですよ」 山本「プロフィール調べてもスポーツ歴何にもないですよね」 羽柴「全然何にもしたことなくて」 片岡「いやな感じぃ!こっちなんて小学校からさ真っ黒になってさ夏休み    なんてないわよずっと。ないないずっと部活だもん。バスケやったら    背が伸びるっていわれてやったらちっこくなるしさー。全然伸びてないし」 山本「ちなみに足のサイズは?」 片岡「23」 羽柴「22.5」 山本「こっちがかわいい!」 羽柴「やったぁ!」 片岡「あそう、へえ〜」 ★プロレスの試合のVTRを見ながら 山本「コスチュームかわいいじゃないですか」 羽柴「手作りです、私の」 山本「え、手作り!」 羽柴「はい」 山本「おっと。未来ちゃんのは手作りですか?」 片岡「私のは既製品ですよ。なにぃ?なにぃ?    何手作りに騙されてるの?そういうのに騙されちゃ駄目ですよ」 羽柴「何でですかあ」 片岡「何とでも言えるんだもん」 ★プロレス初勝利で涙 山本「泣いてますよ」 羽柴「つい感動しちゃって」 片岡「リングの上でね、いやらしい。後ろで泣きゃあいいじゃん」 羽柴「こわーい」(※山本シュウにすがるようなそぶり) 片岡「私のシュウさんなんだからやめてよ!」 ★次回スマックガールはタッグマッチ 山本「大室選手は凄い選手ですよ。軽量級の顔ですよ」 片岡「ホント、だから倒そうと」 山本「倒そうと」 片岡「足でまといになるんじゃないの?」 羽柴「ひどーい!あたしが倒すんです!」 山本「対戦相手としてはおいしいですよ、軽量級の顔ですから」 羽柴「私が軽量級の顔になるんです」 片岡「ホラ、見た?今の、したたかな」 山本「狙うとしたら内藤選手を狙っていった方が」 羽柴「この内藤選手ですか、見たことないいんですよ」 片岡「勉強不足じゃない?」 羽柴「何でそんなにつっかかるんですかぁ」 山本「練習って違うんですか、タッグって?どうタッチするとか    そういう計算とかは」 羽柴「うーん一応その作戦は。試合を楽しみにしていただければ」 山本「あ、なんか色々ありそうですが作戦は」 片岡「考えてるよこの女は」 山本「考えてますよ、簿記検定1級でしたっけ?」 羽柴「はい」 片岡「暗い暗い!」 山本「暗いって言うな!」 羽柴「もー」 山本「簿記検定難しいんだから」 羽柴「検定取るの大好きなんですから」 山本「あと何持ってるんですたっけ?」 羽柴「コンピュータ利用技術検定と、」 片岡「なになに!?」 羽柴「情報処理検定と、」 山本「彼氏ができたらスケジュールをばっちし、情報を管理できる」 片岡「束縛すんのよ、そーやって」 山本「それだけじゃないですよ、Tシャツとかも自分でデザインして」 片岡「手書きがいいに決まってんじゃん。コンピューターなんか使っちゃってさあ」 山本「噂によると羽柴チケットみたいなのがあるんですよね」 片岡「何それ?」 羽柴「ありますよ。私の特典付きで」 片岡「何特典。言ってみてよ」 山本「羽柴ステッカーが付きます。それも、大会ごとにデザインが違います」 羽柴「いえーい」 片岡「やーねそんな小物で引っ張ろうとしていやらしいわホント」 ★日曜生ゴン特別試合  格闘アイドル  世界一決定戦(3番勝負で対決) 羽柴「いえ〜い」 片岡「なに〜やだもう決まってるのに」 羽柴「私でしょ?」 片岡「なにぃこの一見さんは?」 ★第1戦はお絵かき対決、お題は「夏休みの思い出」。  生ゴンギャルの早乙女未来が「役作りのボクシング  特訓でめちゃくちゃ強くなったこと」と発言 山本「ここにも格闘アイドルが!」 片岡「あんたまででてくんの?あんたなんか名前もかぶってんじゃない、 もうほんとまぎらわしい」 ★片岡発表の後 羽柴「夏休みに実家に帰ってお星様を見ました」 山本「かわい〜ぃい!」 片岡「ウソに決まってるじゃない、星なんか毎日見てんでしょ」 (※羽柴のスケッチブックを取り上げて放り捨てる) 羽柴「実家の方が奇麗なの!」 ★ことわざ対決は片岡の勝ち、最後は「ウインクしながら一言」対決。  羽柴、ウインクできないからと投げキッスで一言 山本「オッケー!」 片岡「オッケーなの?ウインクできないんなら棄権でしょ?」 ★片岡の番。ばっちりウインクした後で 「日曜生ゴン。絶対に降ろさないでくださいね」 山本「これは・・・バラエティだったら未来の勝ちだけど・・・    この勝負は羽柴ちゃんの勝ち!」 羽柴「いえーい」 片岡「何なのこのコーナーこれで終わりぃ?」 字だけだとギスギスした雰囲気に思えるかもしれんが、 実際は爆笑の連続。あちしも腹抱えて笑いました。 片岡未来、普通にしてれば十分にアイドルなのに。 これだけ感情をさらけ出せるのは凄い。 実は感情じゃなくって計算だったとしても凄い。 要するに、どっちにせよ凄いってことだ。 ますます目が離せなくなったな。