まずは藤本つかさプロフィールから引用します。
4月16日、石岡女子プロレスフェスティバルに参戦。これが後にアイスリボンに大きな波紋を呼ぶことになる。
「アイスリボンの選手にセミやメインは無理」。
石岡で投げかけられた言葉を、藤本つかさは許せなかった。
その言葉の主・ダンプ松本に対して宣戦布告し、8月の後楽園大会にてシングルマッチで激突する。
試合は反則で勝利するも、屈辱をはらしたとはいえない結果に終わった。
しかし、この日の大会は第1試合から石岡大会と同じカードのメインまで、普段とは全く別種の緊張感に満ちたものとなった。大会を貫いていたのは、「アイスリボン」を見せてやろうとい
う全選手の”気概”。藤本つかさが2014年に掲げていたテーマ、「団体力」が発露した一日であったと言えるだろう。
本当に、見ている側としてもストレスが溜まりっぱなしの試合でした。とにかく、普段見ている藤本つかさの技がことごとく見れなくって・・・
プロフィールに書いているように、団体内に特殊な緊張感を生み団結力を高めたという副次的効果はあったとは思うのですが、試合自体は消化不良。
いや、藤本つかさにとっては前述した「副次的」なものこそが「最も欲したもの」であって、試合内容は二の次だったという仮説も成り立つのかなあというのは、ここまで書き進めた上で浮かんだ思いです。